顎関節症&食いしばり改善のセルフケア方法

エラ張り改善も期待できる!食いしばり癖がある人の顎関節症を○○で改善させるセルフケア方法

札幌の小顔専門美容整体師 阿部俊介です。



今回はイライラ・ストレスが原因の
顎関節症を改善する
セルフケア方法をお伝えいたします。


歯医者さんや治療院などで診てもらっても
なかなか改善されない顎関節症でお悩みの方に
お勧めです!




ストレスなどが原因で首(首の前面の筋肉・胸鎖乳突筋)がかたくなると
歯ぎしり・食いしばりをするようになり



アゴの開け閉めがスムーズに出来なくなったり
アゴが痛くなるなど、いわゆる顎関節症の症状があらわれることがあります。



食いしばり癖は
エラが張る原因でもあります!!



これまでに歯医者さんや治療院でアゴを診てもらっても
なかなか改善しなかった顎関節症は



アゴ以外の思いもよらないところからアプローチすることで
意外と簡単に改善する場合があります!




で、思いもよらないところって
どこかというと


なんと
足の甲!!



足の甲にアプローチして
首の硬さと顎関節症を改善する



セルフケア方法ををご紹介いたします。





足の甲にあるツボ
太衝(タイショウ)

太衝(タイショウ)の場所は足の親指と人差し指の骨の合流点のくぼみ部分です



太衝(タイショウ)というツボを
刺激することで


首の硬さが改善し
アゴの痛みや開け閉めが
改善して楽になる可能性があります。



首と足って
けっこう離れた場所に
ありますが


人間の体は
いろんなところが
つながっているのです!



この太衝
というツボは

ストレスや不眠に
効果的なツボです!



ストレスがかかると
首の前面の筋肉(胸鎖乳突筋)が硬くなります!


胸鎖乳突筋が硬くなると
食いしばり・歯ぎしりを
するようになり



顎関節症にもつながります。







足の甲にある太衝というツボを
刺激することで


胸鎖乳突筋の硬さを
やわらげて


顎関節症の症状を
予防・改善させましょう!!






セルフケアのやり方は
すごく簡単ですので



アゴに違和感がある方や
食いしばりが治らない方は
是非ためしてみてください。



まず
セルフケアを始める前に
首の硬さや口の開け閉めしやすさを
チェックしておきましょう。


セルフケア前のチェック

①アゴの状態をチェック。

口をゆっくり開けたり閉じたりしてみて
スムーズにアゴを動かせるかどうか、


痛みや音が鳴らないかなど
現在のアゴの状態を確認しておきましょう。


痛みがある方は無理をせずに
痛みが出ない範囲で動かしてみましょう。



②首の前面(胸鎖乳突筋)のチェック

次に、首の前面(胸鎖乳突筋)の硬さを
チェックしましょう。

1.イラストのように
耳を肩に近付けるように
首を傾けます。

すると耳を肩に近付けた側の
胸鎖乳突筋が首の表面に浮き出て


指で筋肉をつかみやすい
状態になります







2.耳を肩に近付けた側の
胸鎖乳突筋を下の画像のように


親指と人差し指でつかみ
筋肉に沿って上下に動かして


筋肉の硬さや痛みを確認します。



左右片側ずつ
両側の胸鎖乳突筋の硬さ・痛みを
チェックしてみましょう。


首の上部(耳に近い部分)・中部・下部(鎖骨に近い部分)の
3か所を目安にチェックしましょう。


左右両側をチェックした後
首の硬さや痛みが強かった側から
足の甲のセルフケアをおこないます。



それでは
足の甲のツボ
太衝(タイショウ)のセルケア方法です!



椅子または床に座った状態で
足の甲にあるツボ・太衝(タイショウ)を刺激します。

座り仕事などで足の血行が悪くなると太衝(タイショウ)に
ストレスがかかり固くなって押すと痛みが出てきます。

そこをリリースすることで胸鎖乳突筋の硬さがとれてきます。



刺激の仕方は
太衝の位置に手の親指を当てて
足底(床方向)へ圧を加えます




足底方向への圧を加えた状態で
上方向(足首の方向)へ

グリグリ滑らせて何度も刺激を入れます。

結構痛いです!

でも頑張って
これを30秒繰り返します



太衝(タイショウ)のツボを押した状態で
顎を開け閉めすると、あごが開きやすくなって


痛みが無くなってくることもあります。


ストレスで食いしばりが酷く
あごに影響が出ている場合には



太衝(タイショウ)で改善可能です!


太衝への刺激の後



今度は足の甲の関節を動かして
さらに胸鎖乳突筋を緩めていきます。


この足の甲の関節を動かすことで


アゴの周りの筋肉も緩み
口の開け閉めもスムーズになる効果があります!


足の甲の動かす関節は
リスフラン関節という関節です。

足の甲から顎の違和感を改善
手首などの関節とは違って
グルグル回すように動かせる関節ではないのですが


このリスフラン関節の動きを
良くしてあげることが
とても重要なのです!!
リスフラン関節を動かして
顎関節症を改善させる

リスフラン関節部分を動かします




足の持ち方と動かす方向です↓


足の甲から顎関節症を改善
右足をおこなう場合

①右手でかかとを持ちます

②左手でリスフラン関節の親指側(親指のつけねあたり)をつかんで
足底(親指を足裏側から中指裏側に近づけるように)の方へ内側にひねりながら曲げていき
元に戻す。

専門用語で言うと第1足根中足関節に対して、内転を伴う底屈をおこないます。


この動きを10~20秒間おこないます。


リスフラン関節を曲げ伸ばしして動かすと
タイショウの部分の痛みが軽減して
胸鎖乳突筋の硬さや顎の開け閉めも楽になります。


太衝とリスフラン関節のセルフケアをおこなった後


再度、アゴの開け閉めの動かしやすさ
胸鎖乳突筋の硬さをチェックしてみましょう。



セルフケア前の状態が改善されているはずです。










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